★好きな映画限定★ 映画のお酒のシーン&映画のロケ地めぐり

映画007シリーズ第11作
ムーンレイカー 1979年 イギリス/アメリカ
監督:ルイス・ギルバート 原作:イアン・フレミング(小説第3作)
主演:ロジャー・ムーア、マイケル・ロンズデール、バ-ナード・リー
ボンドガール:ロイス・チャイルズ、コリンヌ・クレリー



(あらすじ)
米国から英国へ空輸中のスペースシャトル「ムーンレイカー」が
何者かによって奪われた。
ムーンレイカーを開発したドラックス(マイケル・ロンズデール)を
調査するようジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)は命じられる。



イタリア、ヴェネツィアの豪華ホテル・ダニエリの一室、
ホリー(ロイス・チャイルズ)のスイートルームへ突然入ってきたボンド。

ホリーに「ここで何してるの?」と聞かれ、「休憩さ」

ボンドはホリーの部屋を物色し、デスクにあったペンを調べると
ペン先が注射器になっていて、液体が出てきた。

日記帳からは、針がビュンッと勢いよく飛び出してくるし、
ディオールの香水からは炎が噴き出す。

これらがCIAの標準装備だと知っていたボンドは、
白いドレスの美しいホリーが、実はCIAのスパイだったと見抜く。

シャンパンクーラーにはボランジェが冷やしてあり、
「ボランジェか、69年なら合格だな」と、素通りするボンド。

シャンパンにも何か仕掛けがあったのかも。


007の名悪役、不死身のジョーズ(リチャード・キール)に、
三つ編みの可愛らしい彼女ができて、シャンパンで乾杯。

ジョーズは豪快に、コルクを口でくわえて「ポンッ」と開けた。

このシャンパンは「ボランジェ R.D(BOLLINGER TRADITION)」で、
ラベルのデザインと、先のボンドのセリフから1969年の物でしょう。

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写真はベネツィアのサン・マルコ広場にある時計塔。

サン・マルコ広場にある時計塔

15世紀からベネツィアを見守っている大理石の天文時計で、
黄金の星座とラピスラズリの青い文字盤が美しい。

時間はもちろん、航海に出る時期や潮の干満も知ることができるそうです。

サン・マルコ広場にある時計塔

この時計塔の文字盤の裏でボンドは敵と格闘して、
あろうことかこの貴重な文字盤を壊しちゃうんですよ~!

突然、文字盤から人が落ちてきてグランドピアノに頭を突っ込み、
時計塔の下のカフェで生演奏を聴いていた人達はびっくり。

                                                          Comment:0 TrackBack:0       2017.03.13
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